モーツァルト(1756-1791)

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DVD 輸入盤

『魔笛』英語短縮版 テイモア演出、レヴァイン&メトロポリタン歌劇場、パーペ、ポレンザーニ、他(2006 ステレオ)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697910139
組み枚数
:
1
レーベル
:
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

メトロポリタン・オペラ・ライヴDVD
モーツァルト:『魔笛』英語版(2006年)
テイモア演出、レヴァイン指揮、パーペ、ポレンザーニ


ピーター・ゲルブが統率する新生メトの誇るMETライヴビューイングの第1弾となったのがこの『魔笛』。英語で歌われ、しかも作品の聴き所を2時間弱にまとめたコンパクトな上演は、ミュージカル「ライオンキング」で知られるジュリー・テイモアの楽しい演出によって、一躍メトの人気演目となりました。このパミーナがメト・デビューとなったイン・フアンを始め、マシュー・ポレンザーニ、ネイザン・ガンなど若い新鮮な歌唱を堪能させてくれます。
 類稀なモーツァルティアンである指揮のレヴァインは、1982年のザルツブルク音楽祭上演映像、それを基に生まれたRCAへのセッション録音、そして1991年のメト上演映像と、すでに3種類もの『魔笛』をソフト化していますが、ここでも生き生きとした躍動感のある音楽作りで楽しい舞台を盛り上げています。

【収録情報】
・モーツァルト:歌劇『魔笛』(英語歌唱 短縮版)

 マシュー・ポレンザーニ(タミーノ)
 イン・フアン(パミーナ)
 ネイサン・ガン(パパゲーノ)
 エリカ・ミクローサ(夜の女王)
 ルネ・パーペ(ザラストロ)
 ジェニファー・アイルマー(パパゲーナ)、他
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 ジェイムズ・レヴァイン(指揮)

 演出:ジュリー・テイモア

 収録時期:2006年12月30日
 収録場所:メトロポリタン歌劇場(ライヴ)

 収録時間:約112分(予定)
 映像監督:ゲイリー・ハルヴォーソン
 録音プロデューサー:ジェイ・デイヴィッド・サックス


【メトロポリタン・オペラ・ライヴDVD】
メトロポリタン歌劇場が、アメリカの公共放送である「PBS」で、「ライヴ・フロム・ザ・メト」としてTV中継を開始したのは1977年の『ラ・ボエーム』からのこと。以後毎シーズン、エキサイティングなステージを全米に放映し、さらにビデオソフトを制作することでその舞台映像を世界中に届けてきました。2006年からは、「より多くの人に素晴らしいオペラの舞台を」という使命感をもってMETライブビューイングをスタートさせ、これも世界中で大反響を呼んでいます。
 メトロポリタン・オペラの舞台映像作品は、カメラワークや記録画質といった映像面での条件だけでなく、音声のクオリティが高いものが多いのも特徴で、年代の古いものでも比較的良好な条件が確保されているのがポイントとなっています。(HMV)

ユーザーレビュー

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やはり、夜の女王の歌声が、この作品の中で...

投稿日:2017/02/15 (水)

やはり、夜の女王の歌声が、この作品の中では、 一番印象深いし、インパクトあって記憶に残るし、いいな、と… 個人的な好みでは、今回も、そんな感じ。 …今回も、というのは… 自分は10年ちょっと前、2006年の大晦日頃に、 歌舞伎座に、この作品のライヴヴューイングを観に行ったので。 今回コレを買ったのも、 偶々、あの時に観た作品のDVDがそこそこお買い得な価格で入手出来る、 と知ったからなので。 …余談で、10年前に歌舞伎座での上映を観た時には、 そんなこと全然分かってもなかったし全く何も知らずに初めて観たんで、 分かりようもなかったけど… 今回、コレを買う際に、商品のページに、英語短縮版、 って書いてあるのが目に入って… 少し確認してみると… この作品の完全版は、2時間40分くらいの内容らしいけど… この時の、メトロポリタンオペラでの英語版上演は、二幕の合計で2時間弱… …正味109分くらい、残りはカーテンコールとクレジット表記… だったので、何かしらの場面が省略されたり、 な短縮版だった、ということなんだな…と、ただ、現状の自分は、 この英語版上演でしか知らないので… またいつか、縁があれば、完全版でかつオリジナルのドイツ語版のも、 観るなり視るなり、してみたいな、と。 まぁ、それはともかく、 この作品、10年前も興味深くは観たものの、物語的には、 感動して涙が出る程の、そういう類の作品じゃ、なかったな… という感じだったんだけど… その辺は、やっぱり今回改めてDVDの形で視てみても… 物語的にはイマイチかな、 って個人的な好みの観点からは、思っちゃう、のは否定のしようもないな、 と…でも、夜の女王の歌声を聴くだけでも、 お金払って観るなり視るなりする価値は、ある…そういう娯楽作品だな、 という印象。 …で、夜の女王が歌ってる場面は第一幕で1回と、第二幕で2回あって、 その中でも、第二幕での最初のほう… 夜の女王が娘パミーナにナイフを渡して、 宿敵ザラストロを殺害するように命じる場面…のあの歌… 「Der Holle Rache kocht in meinem Herzen」 というタイトルの曲らしいけど、コレは英語版だから 「Hell’s vengeance boils in my heart」と呼んだほうがいいのかな… あ、DVDの場面毎の区切りで視れるアレでのタイトル表記だと、 「Here in my heart, Hell’s bitterness is seething」 ってなってるね…あ、ソレは歌いだしの歌詞だね… 日本では、 「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」 という曲名で知られているんだとか… 演じている人は、Erika Miklosaという人みたいで… 自分はオペラのことはほぼ門外漢なんで、全然知らない人だけれど、 少し確認すると、 ハンガリー人のコロラトゥーラ・ソプラノ歌手ってことで、 特にこの、『魔笛』での夜の女王役で、 世界中のオペラファンに知られている人なんだとか… でも、ソレはもう、実際にあの歌声を聴いたら、納得はいくよね… 一生記憶に残って忘れられないくらいの、そんな絶大なインパクトがある… 結局、物語自体は大して面白くもないと感じた作品なのに、 10年前に観に行った作品のDVDを今回、買って手元に置いておこうかな、 という気になったのも、 夜の女王の、あの歌…オペラファンの人は、アリア、と呼ぶらしいけど… 10年前に聴いたあのアリアの歌声の、 あの、高音部分のフレーズが、今でもずっと自分の中で鮮明に残っていたから。 高音部分のフレーズに関しては、 第一幕で歌ってる曲のほうも、やっぱり凄くて印象的だったから、 ソレが売りの歌手ってことなんだろうね… でも一方で、第二幕でもう1回登場する、ラストの手前のところ、 そこはソロで歌ってるわけじゃなくて、 3人の侍女達と、裏切って夜の女王に取り入ったモノスタトスと、 一緒に歌ってる場面で… 結局、この作品が物語的にはイマイチと感じてしまうのは… その場面で、 何の対決とか衝突的なクライマックス的盛り上がりとかも見せずに、 何か分からない力で悪は追い払われました的な… そういうアレになっているから、拍子抜けしちゃって…みたいな部分は、 絶対的にあるよね…。 まぁ、それはともかく、上述の夜の女王の歌は、文句なく素晴らしかった… …ただ、英語圏じゃないハンガリー人の歌手だからなのか、 歌声の音の響きはもう、申し分なくとてつもなく素晴らしいんだけど、 歌詞の英単語の発音って観点では、言葉1つ1つの発音が不明瞭な部分が、 ちょっとあるかな、と感じる部分は若干ある、というか… または、オペラで歌う時には、あんな感じでもいいってことに、 なっているのか、門外漢の自分には、何とも言えない部分が、あるのも事実… でもまぁ、インパクトあって好きだという印象は覆らないけど。 他にも印象に残った歌… パパゲーノが歌っていた曲は、 第一幕でも、第二幕でも、どれも好印象な曲で楽しめたな、 って感じだし、 タミーノやパミーナも、それなりに雰囲気を感じる見せ場の曲は、 第二幕にあったし…ボーイソプラノの子供達が演じてる少年精霊3人組、 の歌声も印象に残ったし… ってことで、 劇の物語としてはイマイチでも、音楽的には色々と楽しめるから気に入っている、 みたいな、自分にとっては、そんな作品だな、 と。 …別の余談というかボヤキで… 自分は、 英語字幕設定で視ていて、 歌唱部分の最低限度の歌詞部分の表示はあるけど、 歌じゃない台詞部分は、字幕が何も出ないってのが、まぁ、 大体聴き取れはするけど、台詞の会話部分も字幕付けてくれてれば、 より親切設計で、この商品への満足度が、上がったけどな… あと、歌詞部分の表示も、 リフレインっていうか、同じ歌詞を繰り返し歌う って場合に、最初の1回目の部分でだけ歌詞を表示して、 その後の繰り返しで歌ってる時には表示しないのも、そうはせずに、 きちんと再表示するか、 字幕を出したり消したりってのが面倒だっていうんであれば、 その繰り返し同じ歌詞を歌っている間中は、 歌詞表示を消さずに、ずっと表示しといてくれよ! みたいな…1回目歌った時に、うっかり聴き漏らしたり、 歌詞表示を視逃して、確認したいと思っても、 繰り返して同じ歌詞を歌ってる時にはもう、字幕が出てこないとか、 それは不親切極まりないと思うんだよね…。 まぁ、この商品自体が、英語圏の市場に向けて、 普通に英語のネイティヴスピーカーな顧客層を想定して販売している商品を、 日本のDVDプレーヤーでも再生出来るようにしています、 みたいな輸入盤DVDだから… 英語圏の人達の感覚では、この程度の字幕で十分だろう、 ってつもりなのかも知れないけど… でも、そんなこと言ったら歌唱部分の歌詞だって、 字幕なんて要らないわけでしょ… DVDの機能として字幕表示ってのでアレしてるわけだから… その、アドリブで何か言ったのとかは対応してなくても仕方ないけど、 普通に台本通りに会話している部分とかは、 その字幕を、普通に表示してくれれば、いいんじゃないんですか? そんなに手間のかかることでもないでしょ? って、素朴に、思うんだけど……そういう意味では、 このDVDの作り手や販売側の、顧客に対する誠意を疑うっていうか、 誠意がないよな…と、正直、思ったり。 あと… DVDだから基本視る為のモノだけど、今回実際に買って、 何度か繰り返し視てみて思ったのが… 映像は視なくても、PCで何かの作業中とかに、 BGM的に音だけ音楽CDのように聴く、とかでも十分に楽しめるな… と、まぁ、 2時間弱のラジオドラマとか聴くような感じ…みたいな… ともかく、作業時のBGMとか、読書しながらBGM的に流しておくとか… その、中々、時間がない中、 2時間とか画面に向かってじっと視るのに拘束されて、 ってなると繰り返し視たくても視るのが億劫になって手が出し辛かったり、 もしちゃうけれど… 何かの作業時のBGMとして背後で流し聴く、っていうのなら、 存分に繰り返し聴いて楽しめるし、いいな、と… で、ホントに時間が取れた時には、じっくり映像も視て楽しめばいいし…。 ってことで、 今後も、末永く、音だけを音楽やラジオドラマ的に楽しんだり、 映像作品としても楽しんだり、その時々に応じて、 自由に楽しめそうだと分かったことも、今回コレを入手して買った甲斐があった、 と思える理由の1つに、個人的には、なるなぁ、 ってことで、そこそこに、満足しています。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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